GPS追跡アプリを使ったセルフ浮気調査は違法リスクが高いってホント？
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最近、ネット上でスマホにGPS追跡アプリを入れてパートナーのいる場所を確認すれば、自分で浮気調査ができるという裏技的なやり方が紹介されています。
しかし、実際はGPS追跡アプリを使った自己流の浮気調査は違法性や気づかれる可能性もあるのでおすすめできません。
今回は、GPS追跡アプリを使った自己流の浮気調査のリスクについて解説します。
GPS追跡アプリで何ができるの？
スマホにGPS追跡アプリをインストールすると以下の機能を使うことができます。
・現在の位置情報が分かる
・家族の居場所を確認する
・スマホをなくしたときに検索する
・震災時に家族の安否を確認する
GPS追跡アプリは現在の居場所を確認するほか、過去にさかのぼってどこへ行ったか場所と時間が分かります。遠隔操作ができる機能が備わったものもあります。
GPS追跡アプリを使った浮気調査はリスクが高い
GPS追跡アプリをパートナーのスマホにインストールすれば、パートナーの居場所を突き止めることができるので、浮気調査に使える！とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに便利ではありますが、そもそもパートナーとはいえ、夫・妻のスマホに勝手にアプリをインストールすることは違法行為（不正指令電磁的記録供用罪）に当たりますので要注意。
不正指令電磁的記録供用罪は3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されますので、勝手にパートナーのスマホにアプリを入れるのはNGです。
GPS追跡アプリを使った浮気調査は浮気の証拠にならない
パートナーのスマホにGPS追跡アプリを入れて、パートナーがラブホテルに行った証拠を掴んだとしても、残念ながらそれは決定的な浮気の証拠として認められません。
離婚裁判や調停で浮気として認めてもらうには、合法的に調査して撮影した不貞関係（性的関係にあると分かる）が明確な画像もしくは動画が必要です。
不正に取得した証拠（GPSのデータやラインのやり取りなどを含む）は浮気の証拠として認められませんので、その時間と努力が無駄になってしまいます。
不正に取得したGPS追跡アプリのデータは離婚裁判で認められず、慰謝料請求が上手くいかない可能性が高いのでご注意ください。
GPS追跡アプリを使った浮気調査はパートナーに気づかれる可能性大
当然と言えば当然ですが、パートナーのスマホに勝手にアプリを入れたら、気づかれてしまう可能性が高いです。知らないアイコンがあれば不審に思いますし、通知音がなるかもしれません。
一度、浮気調査をしていることがパートナーに気づかれると、その後にプロの探偵社に調査を依頼しても、警戒して動くようになるので調査が長引く＋お金がかかるリスクが高くなります。
また、勝手にパートナーのスマホを覗くと、刑法では罰せられませんが、民法ではプライバシーの侵害として逆にご自身が損害賠償請求される場合がありますので注意が必要です。
GPS追跡アプリ自体は非常に便利で日常に役立つものですが、セルフ浮気調査にはリスクが高く、証拠になり得ませんので、浮気調査に使うのはおすすめできません。
確実な浮気の証拠獲得は信頼できる探偵社に依頼しましょう
パートナーが浮気をしているか確かめたい方、離婚や慰謝料請求に向けて決定的な浮気の証拠を掴みたい方は信頼できる探偵社に浮気調査を依頼しましょう。
広島で浮気調査55年の実績を誇る中央リサーチは裁判で認められる高品質な証拠をスムーズに提供します。ベテラン調査員による丁寧な調査は合法的で気づかれる心配がなく安心です。
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