罵倒・暴力。キレる夫からの離婚の申し出の真相
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離婚を巡って、妻が夫の浮気調査を依頼し、立場が逆転したお話です。 ※体験談を元に、フィクションを交えて構成しています。弊社にご依頼いただいた案件ではありません。 <h2>夫への離婚の申し出</h2> 私は、2人の娘をもつパート勤めをしている40代の主婦です。 数年前から夫に嫌気がさし、我慢の限界を超え、夫に離婚を申し出ていました。 というのも、夫は機嫌の良い時と悪い時の落差が激しく、悪い時は大声で言われもない理不尽な事で長時間私を罵倒し、口答えをしようものならその辺にある物を手当たり次第投げ散らかすのです。 機嫌の良い時は、穏やかなのですがその落差といったら相当なものなのです。 娘達も私と同様、夫の顔色をうかがうようになり、私と一緒に家を出る決心をしてくれていました。 <h2>離婚に応じない夫</h2> ところが、夫は一向に離婚に応じてはくれませんでした。 そこで夫が信頼している上司に相談し、間に入ってもらう事にしました。 すると夫は私が本気であることにようやく気づき、泣いて謝ってきたのです。 逆に私が夫の上司になだめられ、一旦離婚を保留にしました。 上司の説教が余程答えたのかそれからというもの、穏やかでやさしい夫になり、平穏な毎日が続きました。 娘たちも勉学に励み、私もパートから正社員となり、家事と仕事と充実した毎日を送っていました。 <h2>夫からの離婚の申し出</h2> 3年ほどたったある日、夫から思いがけない言葉を投げかけられました。 「俺と離婚したいと言ってたよね。あの時は離婚には応じられなかったけれど、今なら応じられるから、望み通り別れてやる。」 信じられない言葉でした。 言葉を濁している私に、夫は毎日毎日執拗に離婚を要求してきました。 <h2>夫への疑惑</h2> 私は、何かおかしいと思い始めました。 あんなに離婚に応じなかった夫に、一体何があったというのでしょうか。 冷静に思いめぐらしてみると、様々な事が浮かんできました。 そう言えば、一年近く前から夜の営みは全くありませんでしたし、土曜の仕事が増え、今までなかった出張が頻繁にあったのです。 恋愛感情なんてとっくになくなっていましたから、問いただすこともありませんでした。 夫は元来真面目で気が小さい性格なので、大それたことなんてできないと見くびっていたのです。 <h2>探偵事務所へ依頼</h2> もしやと思い、夫を調べてみることにしました。 かといって尾行するわけにもいかず、思いきって探偵事務所に相談してみることにしました。 数日後、探偵事務所から連絡があり、夫の浮気が発覚しました。 相手の女性は、夫がよく行く小料理屋で働いていて、その女性の住むアパートに二人で出入りする画像や、仲良く手を繋いで歩く姿が納められていました。 出張や土曜出勤と偽り、半同棲みたいな生活をしていたようです。 夫は、その女性と暮らしたいがために、体よく以前私が切り出した離婚を形に私に離婚をせまってきたのです。 簡単に離婚できると思っていた夫に、浮気現場の証拠を突き付けると夫は観念しました。 <h2>逆転離婚</h2> 離婚はしましたが、その代わり娘達の養育費はもちろん、それ相応の慰謝料を支払ってもらい、住んでいる家ももらう事が出来ました。 三年前に私から申し出た離婚が成立していたら、家はもらう事が出来なかったと思いますし、話し合いがこじれて裁判沙汰になっていたかもしれません。 少し我慢して正解でした。 浮気現場の証拠を集めてくれた探偵さんには感謝の気持ちで一杯です。 娘達と3人で頑張って生きていこうと思います。 ありがとうございました。 以前離婚を願っていた妻にとって立場が逆転し、有利な離婚が出来たケースの話でした。 証拠を押さえることで、有利な立場で離婚できることもできます。お困りの際には中央リサーチにぜひご相談ください。