「盗聴されてる」と騒ぎ立てた義母
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盗聴・盗撮器は、インターネット等で誰でも簡単に入手することができるようになってきています。今や、盗聴・盗撮による危険は、私たちの身近に存在します。 今回は、盗聴器調査を依頼した女性からお話を伺いました。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。 <h2>義母に認知症の兆候が出始める</h2> 私は53歳の主婦です。2人の子どもはすでに独立し、今は夫と2人暮らしをしています。最近、隣町に住む80近い義母に認知症の症状が出始めています。それまでは大らかでハキハキしていた義母が、同じことを何度も聞き返したり、急に怒り出したりして周りの人を困らせているそうです。一度、「病院に行こう」と誘ってみたものの「私が認知症なわけがない!」と怒り出して手が付けられなくなったので、それ以来病院に行けず私たちも対応に苦慮しているところでした。 <h2>盗聴器を探して!と言われ、実際に探してもらう</h2> そんな折、義母が「うちが盗聴されている。盗聴器を探して!」と義父にしつこくせがんだことがあったそうです。「そんなのあるわけない」と言っても「絶対に盗聴されてる。早く探して!怖い!」とひどくおびえたらしいのです。その話を聞いた夫が「じゃあ本当に盗聴器が仕掛けてあるかどうか調べてみたらいいじゃないか」と言い出しました。数万円もかけて探偵事務所に調査してもらうなんてばかばかしいとも思いましたが「それで母親が納得するなら」と、夫と義父で調査費用を折半し、探偵事務所に盗聴器調査を依頼することになりました。 探偵事務所の方が来て、業務用の本格的な器材を用いて自宅の隅々まで盗聴器を探した結果、盗聴器は発見されませんでした。「おかあさん、盗聴器はありませんでしたから安心してください!」と探偵事務所の方に言われ、義母はようやく安心した様子でした。あんなに騒ぎ立てていたのは何だったんだろうというくらい、義母はシュンと大人しくなっていました。多少のお金はかかってしまいましたが、義母が納得してくれたようなのでよかったと思います。 盗聴器は日常生活をおびやかす脅威とも言えます。今回のケースでは盗聴器は発見されませんでしたが、盗聴器は今では誰でも手に入れることができます。 義母様も認知症の症状があるとしても、誰かに監視、盗聴されていると感じていれば、恐怖心を持つのは自然なことです。もし盗聴器の存在を疑っている方がいれば、お気軽に中央リサーチにご相談ください。