探偵社の家出調査「チラシ配りで見つけます！」の罠に注意！
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最近、検索エンジンのネット広告やSNSで「家出人をチラシ配りで見つけます」という格安の探偵社が目立ち始めました。
しかし、家出人の顔写真と個人情報を掲載したチラシを不特定多数の人へ配るのは情報漏洩のリスクがあり、家出人の早期発見には繋がりませんので注意が必要です。
探偵社の家出調査は何をしてくれるの？
探偵社・興信所の家出調査とは、その名の通り、家出をした人を見つけ出すために、合法的な範囲で聞き込みや張り込み、内偵などを行って、早く見つけ出すための調査になります。
家出調査を依頼する人では家族はもちろん、その他にも友人、恋人、会社の上司や同僚など、身近な人が相談し、なかなか本人が見つからないので、家出調査を依頼されることが多いです。
チラシ配りで家出調査をする探偵社はNG！
近年、ネットで格安の調査を宣伝する探偵社が「チラシ配りで家出人をすぐに見つけます！」と謳い、トラブルが増加しているので注意が必要です。
そもそも、実績と歴史のある探偵社は、家出調査でいきなりチラシ（ビラ）を配って失踪人を見つけ出そうとはしません。紙には顔写真と身体的特徴、名前などの情報があります。
いくら早く見つけ出さないといけないとはいえ、家出人の個人情報を不特例多数の人に短期間で一気に広めるのはプライバシーの侵害であり、本人の目に留まるリスクもあるのです。
家出人は逃げ出したい一心で家を飛びしたのですから、街中で自分の顔が載っているビラを見かけたら、余計に逃避したくなります。チラシ配りで発見率が上がることはありません。
チラシ配りだけで家出人を探しますという業者は調査力がないと判断して、どんなに料金が安くても避けた方が無難です。
家出人を早期発見するために大事なこと
本人は「一人にして」、「放っておいて」という気持ちでいますので、電話やメールで早く帰ってくるように強く話すと、余計に帰ってこなくなるので刺激するのはNGです。
まずは、本人の部屋から持ち物を確認して、なるべく早く信頼できる探偵社に相談し、本人の顔写真、携帯番号、勤務先、当日の服装、よく出かける場所などの情報を伝えます。
家出人が所持金をいくら持っているか、クレジットカードやキャッシュカードを何枚か持っているのならば、居場所を特定できるでしょう。
探偵社は家出人の交友関係情報を元に、本人が立ち寄りそうなネットカフェやホテルなどで聞き込みや張り込みなど、プライバシーに配慮して、合法的に調査を行います。
決して、チラシ配りだけで家出人を探そうすることはありません。早く家出人のプライバシーを保護して安全に探し出すためにも、信頼できる探偵社に依頼することが大事です。
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筆者 綜合探偵社中央リサーチ広島
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