離婚準備には浮気調査の証拠が有利
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夫・妻が浮気をしているので離婚をしたいと考え始めると、気疲れでストレスもピークに…。 <strong>?</strong> しかし、浮気の被害者ならば、心を強くして、自分に有利になるように離婚準備を進めなければなりません。 今回は、後悔しない離婚の準備について解説していきます。 <strong>?</strong><strong>自分に有利な離婚とは?</strong> <strong>?</strong> 夫・妻が浮気をしているので、夫婦関係は修復不可能だ…と感じたら、自分に有利となるように離婚を進めることが大切です。 離婚の原因はパートナーにある場合、パートナーの浮気相手に慰謝料を請求したり、財産分与は自分の取り分を増やすことで有利になります。 お子様がいる場合は、親権や今後の生活について前もって準備しておくことで、自分優位に進めることができるでしょう。 自分は浮気の被害者なのに、知らずに不利な条件で離婚をしていたと…いう結末にならないように準備が必要です。 <strong>離婚時に有利になるのは確実な浮気の証拠</strong> パートナーの浮気が理由で離婚をする場合は、浮気相手とパートナーの両方に対しても慰謝料を請求することができます。 ただし、両者に慰謝料請求をしても、慰謝料の請求額が2倍になる訳ではなく、決まった慰謝料の額を二人が分担して支払う、またはどちらか一方が支払う形になります。 自分優位に離婚をする場合は、確定的な離婚の証拠を裁判で証明しなければなりません。 確定的な証拠とは、第三者から見て不貞関係(二人が肉体関係にあると分かる)写真や動画などの証拠です。 LINEメッセージやツーショット写真だけでは不貞関係の証拠としては不十分です。 裁判や調停の場でも認められる確定的な証拠とは、二人がラブホテルや浮気問相手の自宅に出入りする写真などを複数必要になります。 不倫を事由とした離婚成立させて慰謝料請求するためには、探偵に浮気調査を依頼して有効な証拠を集めるとスムーズです。 <strong>別居中・セックスレスでも慰謝料請求できる?</strong> <strong>?</strong> 夫婦は同居してお互いの生活を助け合う義務が存在します。 パートナーからの同居を拒否されたり、セックスレスなどの理由でも慰謝料請求することは可能です。 セックスレスにおいては、パートナーの身体的・時間的な理由がない場合は、夫婦関係破綻の原因と認められる可能性があります。 どんな理由で慰謝料請求するにしても、第三者に夫婦関係が破綻したと分かる確実な証拠が必要となります。 <strong>調停・裁判以外の離婚でも浮気の証拠は必要?</strong> 厚生労働省のデータによれば、夫婦間の話し合いだけで離婚の結論を出す「協議離婚」は全体の87.2%です。 協議離婚では、夫婦の話し合いの中で親権者の決定、養育費、財産分与の割合などを決定します。 浮気の証拠がない場合は、「浮気はしていない」言い逃れされる可能性があります。 協議離婚する場合でも、確定的な証拠を掴むことで自分有利な離婚を進めることができるのです。 離婚後に、養育費の未払いトラブルを避けるためにも、強制執行認諾文言の入った公正証書を制作することも大切です。