法定相続人探しを探偵事務所に依頼
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探偵事務所による人探しは、初恋の人や恩人に限った話ではありません。 今回ご紹介する方のように、必要に迫られて人探しをしなければならないご依頼主の方もいらっしゃいます。※実話をもとにしたフィクションです。 <h2>病に倒れた父の相続人探し</h2> 私は30歳の会社員です。少し前に私の父がくも膜下出血で倒れ、57歳で死去した時に探偵事務所を利用しました。というのも、父が20年前に起業した会社は順調に売り上げを伸ばし、資産が増えたため遺産を分配しなければならなくなったのです。父は自宅で倒れ、そのまま病院に運ばれ死亡が確認されたので、遺言書がありませんでした。そこで、法律に基づき相続人に平等に遺産を分配することになりました。そのためには、法定相続人全員が揃っていなければならないと会社の顧問弁護士からアドバイスを受けて、法定相続人全員を集めることにしました。 <h2>腹違いの子どもの存在</h2> 恥ずかしながら、父は私が小学生の頃、母以外の女性と不倫関係にあったことがあり、その女性との間に子どもができていました。父の帰宅が遅い日が続き、母が浮気を疑って尾行し、突き止めたそうです。そして、母との話し合いで、女性にも子どもにも二度と会わないことで合意したらしいのです。 その女性と子どもを探そうとしたのですが、戸籍からたどっても連絡がつきませんでした。そこで、探偵事務所に人探しを依頼することにしました。どこに住んでいるかもわからないし、心当たりも全くない状況で、探偵事務所のご尽力により不倫関係にあった女性と子どもを探し出すことができました。 <h2>無事に相続の手続きが終了</h2> その後は、話し合いの場に大学生になっていた子どもを呼び寄せて無事に相続の手続を終えました。腹違いの弟は突然父親の死と相続人であることを告げられ、とても驚いた様子でしたが、家では父の仏壇に線香をあげ、話し合い中も取り乱すことなく終始私たちの話を聞いて常に礼儀正しくしていました。相続した遺産は大学の学費にあてるそうです。弟は年齢が10歳も離れていますが、どこか自分の若いころに面影が似ていてとても話しやすい好青年で、今でもたまに連絡を取っています。見つけ出してくれた探偵事務所の方に感謝します。ありがとうございました。 相続の手続きは相続人が全員そろわなければ開始できないそうです。万が一相続開始後に新たな相続人が見つかった場合、はじめから相続をやり直さなければならず、とても面倒なのだとか。この男性のように、心当たりはあるもののどこにいるのかわからないという場合は、ぜひ探偵事務所の人探し調査を利用してみてください。