中央リサーチ広島の探偵ブログ

業務委託相手の経歴に違和感。身元調査を依頼
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<p>探偵事務所の仕事のひとつに「信用調査」というものがあります。これは、人材募集で内定者の身辺調査を行ったり、取引先の企業について調査したりするもので、本当に相手を信頼していいのかを判断する貴重な情報源となるものです。今回は、実際に信用調査を依頼したというエピソードをご紹介します。 ※弊社にご相談いただいた案件ではありません。実話を基にしたフィクションです。</p><h2>華々しい経歴のフリーランスに仕事を依頼することに</h2><p>私は、社員10名程度のとあるベンチャー企業で人事採用を担当しています。業務の生産性を上げるために、専門的な仕事は社員、書類作成などの事務的な仕事をフリーランスに任せることが多くなりました。今回調査を依頼したのは、とある30代後半のフリーランスの女性についてです。当社の社員がSNSで繋がっていた女性だそうで、華々しい経歴でスキルも高いと紹介を受けました。</p><p>確かに、彼女のSNSから過去の実績を確認したところ、有名国立大学を卒業し新卒で大企業に入社した後、退職しフリーランスとして独立したそうです。その後名の知れた企業のホームページの製作に携わったり、ベンチャー企業のコンサルティングを何社も手掛けたりと、華々しい経歴が紹介されていました。実際に私も面談で女性とお会いしましたが、細身でベージュのスーツを着こなしたいかにもバリキャリ風の女性でした。ぜひともお願いしたいと思い、その場で委託業務契約を結びました。しかし、胸のうちでどうしてもひっかかるものがあったのです。</p><h2>華々しい経歴に違和感を覚え、身元調査を依頼</h2><p>何しろ、経歴が華々しすぎます。それだけキャリアを積み重ねた人がなぜうちのような小さい会社と委託業務契約を結ぶのか疑問に思いました。SNSに書いている通りのスキルと人脈があれば、他に仕事はいくらでもあるはずです。それなのに相場よりもかなり安い金額で引き受けてくれたのが不思議で仕方ありませんでした。過去に何人もフリーランスの方に依頼してきましたが、その女性に対してだけは今まで感じたことのないような違和感を覚えました。</p><p>依頼する仕事自体は簡単な事務とはいえ、扱うデータは一応機密情報にあたります。最近、世間も会社もコンプライアンスについては敏感になっています。たとえ機密保持契約の書類を交わしたとしても、何かあれば取引先にも多大な迷惑をかけてしまいます。社長に相談した結果、思い切って探偵事務所に女性の身元調査を依頼することにしました。</p><h2>バリキャリとは程遠い嘘だらけの経歴</h2><p>探偵事務所から届いた結果は、予想以上にひどいものでした。有名国立大卒というのは嘘で、実際は高卒でした。大企業に就職したのは工場のアルバイトとして勤務したもので、しかも半年後には退職して何年かニートを経験していたようです。その間にプログラミングについて独学で勉強。その後、保険会社のセールスレディーとして働いてビジネスマナーを習得。そして退職してフリーランスとして活動を始めたらしいのです。しかし、フリーとしての実績はほとんどなく、大企業との提携も全て嘘であることが判明しました。自力でプログラミングを学んだり、ビジネスマナーを習得したりといった努力は認めますが、嘘をつく人に仕事を依頼することはできません。</p><p>結局、契約は解除させていただきました。</p><p>このように、自社で採用した人でなくても、取引先として個人事業主の調査を行うこともできます。徹底的な聞き込みと調査力を駆使し、調査対象の本当の経歴を調べます。ご心配な場合は、お気軽にご相談ください。</p><p>&nbsp;</p>

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