探偵の連携プレー
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探偵の仕事は調査員同士の連携プレーが大変重要になります。
野球に例えれば外野手から内野手、そしてキャッチャーといった感じでしょうか。
先般、東京から倉敷に出張するご主人の調査依頼を承りました。
まず出発地東京から調査員数名が付きました。予想される交通手段は新幹線か飛行機。
どちらにしても岡山倉敷の調査員とはこまめに連絡し合いながら調査を進めていきます。
飛行機の場合ですと岡山の調査員は岡山空港で待機します。
空港から先の交通手段は恐らく迎えの車かレンタカーでしょうか。
新幹線の場合ですと話しが少しややこしくなります。
のぞみ号岡山駅下車か、乗り換えてこだま号新倉敷駅か、はたまた山陽線で倉敷駅に向かうことも予想されます。
駅からは誰かの迎え、タクシーなども考えられ、肝心なのは駅に着いてからですが、すべての駅や空港に調査員を配置するのは非常に効率が悪いので常に状況を見ながら配置転換していきます。
この度はご主人(調査対象)が東京駅から新幹線に乗車、とりあえず、岡山駅東口、西口と新倉敷駅に別れて待機しました。
のぞみ号が岡山駅到着までの間、予め乗り換え時刻の確認をしたり、各レンタカーの空き状況をチェックしておきます。
また、東京調査員から送られてくるご主人(調査対象)の写メールを頭に刻み込んでおくことを忘れてはなりません。
3時間後、いよいよ東京からののぞみ号が岡山駅に到着。
ご主人(調査対象)はどうやら山陽線に乗り換えの様子です。岡山駅、新倉敷駅待機の調査員は倉敷駅に急行します。
残念ながら岡山駅待機の調査員は渋滞のため間に合いませんでしたが、新倉敷駅の調査員は余裕で東京調査員と倉敷駅で合流することが出来ました。
しばらくしてさらに岡山調査員も合流、この時点で一旦東京調査員はお役御免となり、以降の調査は地元の岡山倉敷調査員によって続行されました。
そして今度は帰り道、一旦休憩を取っていた東京調査員が岡山駅でバトンタッチ、出発地東京までの調査を無事終了したとのことです。