指紋検出で盗難や嫌がらせなどの事実確認
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盗難や嫌がらせの被害を受けて、どう対応すればよいかお悩みではありませんか?
警察に相談しても証拠がないと何とも言えませんと言われることがほとんどです。
そんな時は、探偵事務所の指紋鑑定を検討してみてはいかがですか?
近年の指紋検出は高度化しており、証拠を掴みやすいので問題解決に有効です。
探偵事務所の指紋鑑定とは?
指紋は人や指によっても全て異なり、誰一人として同じにはならないため、「終生不変」の特徴があります。
実際に、指紋鑑定は犯罪捜査や個人認証など、様々な場面で利用されています。
探偵事務所に寄せられる相談内容は、自宅に嫌がらせの手紙が届いた、現金・貴重品が盗まれたといったケースがあります。
自宅以外にも、会社に怪文書が届いたなどのケースもよく相談にあるケースです。
犯人の見当が付いている場合は、比較的簡単に指紋鑑定を進めることができます。
高精度な指紋鑑定
指紋サンプルによって、検出可能かどうかは事前にある程度判断できます。
例えば、コップなどのガラス類、コピー用紙などの上質紙、封筒、プスチック製品などは指紋照合に適しています。
和紙や半紙等、表面がざらざらしている紙類、革製品、毛糸、接触人物が多いものは比較的難しい素材ですが、サンプルの提出までの日数があまり経過していないなら結果は期待できます。
盗難事件で良くみられる革製の小物類は、革と指紋成分が反応し、指紋の検出が難しくなります。
注意点としては、接触者の体質や体調によっては、指紋が必ずしも付着しているとは限りません。
指紋が残る期間は、紙類であれば数年、プラスチック・ガラス・金属類は数ヶ月間です。
指紋検出は精度が高く、事実確認に役立ちますが、サンプルによっては指紋が中に染み込む恐れがある為、なるベく早めに調査依頼することが大切です。
資料・対照物を保管するときに気をつけること
長期保存すると、経年劣化や酸化の影響により、指紋を読み取るのが難しくなります。
万が一、資料を保存する場合は暗所に置いて、固定して保管しましょう。
指紋の劣化の要因は日光や過度な温度差、時間の経過、周辺と接触やこすれが挙げられます。
捺印の鑑定を行う際は、長くとも数ヶ月を目安に調査を依頼することをおすすめします。