弟が親のお金を盗んで逃げた!逃亡先を突き止められるか?
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お金に困って親の財布に手を出してしまったという話は、残念ながら珍しくありません。家族間の窃盗は扱いが難しく、その解決には困難が伴います。今回は、親御さんのお金を盗んで逃げた弟を探偵の調査で発見したケースをご紹介します。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。 <h2>お店を経営する一家の悩みは、不真面目な次男</h2> 我が家は一家でお店を経営しており、現在は父が社長で私が跡取りという立場です。 家族は全員お店を手伝っていて、結婚して家を出た妹もときどき手伝いに来てくれています。みんなでがんばっているおかげで、お店の経営は比較的好調でした。 そんな中、1人だけ問題のあったのが弟です。一応お店を手伝ってはいるのですが、あまり仕事に身が入っておらず、適当な理由をつけてサボっていることも度々でした。手伝いを強要しているわけではないので、別の仕事を見つけるならまったく構わないのですが、そんな様子もありません。要するに、実家に寄生している状態だったのです。 <h2>弟が父のお金を盗んで逃亡!警察は動けず探偵を頼る</h2> ある日、とうとう弟に父の雷が落ちました。まじめに働くのか家を出て行くのかどちらかにしろと、最後通告を出したのです。結局大ゲンカになり、私が仲裁してどうにかその場を収めたのですが、数日後に大変なことが起きました。何と、弟が父の金庫から200万円を奪って逃亡したのです。 厄介だったのは、盗まれたのがお店のお金ではなく家のお金だということでした。 このような場合は家族の問題になるので、窃盗罪は適用されないのだそうです。弟がそこまで考えていたのかはわかりませんが、いずれにしても警察は動けないようでした。 何より、身内の恥なのであまり話を大きくしたくありませんでした。 そこで我々は、探偵に行方調査を依頼し、弟の潜伏先を探ってもらうことにしたのです。 <h2>弟を関西で発見!逃亡はまったくの無計画だった</h2> 弟には200万円の逃走資金がありますから、かなり遠くまで逃げている可能性も十分あります。とはいえ、まったく土地勘のない場所に逃げているとも思えません。ひとまず探偵には、地元の駅周辺と繁華街、その他弟が行きそうな場所を調べてもらうことになりました。使用した交通手段がわかれば、そこを中心に調査を進める計画です。 最初は不安だったのですが、目撃情報というのは馬鹿にできないもので、弟が新幹線に乗ったことはすぐにわかりました。向かった方向から「もしかして大阪じゃないのか?」と当たりをつけ、さらに調査を継続したところ、予想は的中。ミナミの繁華街で豪遊している弟を発見したのです。 弟は、まさかこんなに早く発見されるとは思っていなかったらしく、私たちの姿を見るなり腰を抜かしてしまいました。話を聞いたところ、とくに頼る当てがあったわけでもなく、ホテルに泊まりながら遊んでいたとのこと。無計画にも程があります。お金は大分使われていましたが、仕方がありません。今後は家族と弟で話し合い、どのようにすることが家族にとって一番良いのかを考えていきます。 <h2>家族間の窃盗の解決は、探偵にご相談を</h2> 刑法では、家族間の窃盗の刑を免除すると定めています。もし家族が家のお金を盗んで逃亡しても、警察は頼れません。探偵の家出人調査・行方調査の力を借りて発見しましょう。 行方不明や、急に消息を断ってしまった人は、何らかの事件や事故にに巻き込まれている可能性もあります。 早急な対応をすることで発見も早まるケースは多くあります。お困りの事がございましたら、中央リサーチまでお気軽にご相談ください。