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探偵に他人(第三者)の素行調査を依頼することはできる?注意事項を解説
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探偵事務所には素行調査という項目があり、一般的には家族(夫・妻、子供)や婚約者、恋人といった身近な人に対して、普段の行動、様子、人間関係を調べることができます。

素行調査の大部分は身近な方が対象ですが、近年、全く知らない赤の他人に対して、素行調査を依頼される方が増えています。

ネットで知ったあの人の素行が知りたい、通勤電車の駅で毎日見かけるあの人の情報が知りたいといった興味本位なご要望です。

今回は、身近な家族・恋人・友人ではない、全くの他人(第三者)の素行調査を探偵に依頼することができるのか解説していきます。

全くの他人(第三者)に対して素行調査を依頼したいケース

近年増えているご相談が、以下のようなケースです。

・SNSでフォローしているあの人のファンになったので、情報を知りたい

・通勤で毎日見かけるあの人と仲良くなりたい

・行きつけのお店のあの子が好きになったので、情報を知りたい

全くの他人(第三者)に素行調査は依頼できる?

結論から申し上げると、可能なケースと不可能なケースがあり、基本的には不可能なケースが多いです。

一般的に素行調査の対象者は、冒頭にも述べたように、家族、友人、婚約者、恋人といったご本人と直接関係がある人です。

探偵事務所は探偵業法という法律に基づいて、トラブルや心配事を解決するために、合法的な手法(尾行・張り込み・聞き込み)によって調査をします。

しかし、素行調査の対象者が全くの他人となると、調査の動機は単なる興味本位ですので、依頼者は情報を得た後に、ストーカーやつきまといをするリスクが高いと考えられます。

探偵社は素行調査の動機が不純や、犯罪行為、違法行為、差別行為などに繋がる可能性があると考えた場合、探偵業法違反になるため、依頼を引き受けることは致しません。

そのため、赤の他人に対して素行調査を依頼する場合、何の目的で何のために調査をしたいのか探偵社に詳しく尋ねられることになります。

探偵社は合法範囲内で調査をしなければなりませんので、目的が明確であっても、犯罪行為や違法行為のために調査を依頼しません、といった内容の誓約書を締結する必要があります。

他人の素行調査を依頼できるケースは?

単に好きになったから、気になるから…という興味本位で赤の他人の名前や住所、勤務先などを調べてもらうことはストーカーや付きまといのリスクが高いとみなされてしまいます。

しかし、以下のようなケースであれば、困りごとを解決するために調査したい、と目的がはっきりしているため、対象者が他人であっても依頼を引き受けてもらえるでしょう。

・嫌がらせ問題を受けている(近所の人、同じアパート・マンションの住人)

・子供がいじめを受けている(いじめっ子達)

・従業員の勤務実態

・職場の職員からモラハラを受けている

このようなケースは目的が明確であり、素行調査によって問題が解決されると想定されるので、基本的にどの探偵社にも依頼することが可能です。

他人に素行調査をする際の注意点

探偵社による素行調査はどんなケースでも引き受けるわけではなく、違法行為や犯罪に繋がる場合は依頼ができませんので注意が必要です。

繰り返しになりますが、探偵社は探偵業法という法律に基づき、合法的な手法で調査をしなければなりません。他人の素行調査の依頼に関しては、断られることもあるでしょう。

探偵社がご依頼者の調査目的を明確にせずに「どんなケースも承ります」と宣伝をしている場合、違法行為をする可能性が高いです。依頼者にもリスクがあるので、避けるべきです。

探偵社に素行調査を依頼する際には「他人でもやります」という宣伝文句に惹かれず、違法調査をしていないかどうか、事前に見極めることが大切です。

筆者  総合探偵社中央リサーチ広島

相談無料0120-30-66-30

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