怪文書による嫌がらせが発生。張り込み調査で犯人を特定せよ
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嫌がらせの手段としてよく使われるものの1つが、中傷ビラのばらまきです。被害者に与える精神的ダメージは計り知れず、一刻も早く犯人を捕まえなければなりません。ここでは、根も葉もない中傷を探偵の調査で解決したケースをご紹介します。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。 <h2>誹謗中傷の怪文書が、近所中に配られる!</h2> しばらく前、私がいつも通り仕事を終えて帰宅すると、妻が青ざめた顔で出てきました。渡された紙を読むと、何とA4用紙いっぱいに私の悪口が書かれているではありませんか。しかも「◯◯はスーパーで万引きをしている」「近所の家を盗撮している」など、身に覚えのないことばかりです。 妻曰く、この怪文書はお隣さんの郵便受けに入れられており、驚いたお隣さんが知らせに来てくれたとのこと。しかもお隣さんだけではなく、近隣の家すべてに配られていたそうなのです。無視するわけにもいかず、私はご近所さんを回って、内容が事実無根であることを説明しなければなりませんでした。 <h2>中傷の内容はエスカレート。探偵に相談することに</h2> 怪文書のばらまきは、その後も数日おきに繰り返されました。内容はエスカレートする一方で、終いには「◯◯の正体は連続殺人犯である」だの、「犯罪集団とつながりがある」だの、荒唐無稽な内容が書かれるようになりました。これは明らかに盛りすぎで、ご近所さんは私を疑うどころか気遣ってくれたのですが、迷惑であることに変わりはありません。 問題が大きくなったのは、私が近所の奥さんと不倫をしている旨が書かれた時です。これには先方も大変ご立腹で、「何とかして犯人を捕まえなければならない」と意見が一致しました。しかし、犯人は夜中に怪文書を配っているらしく、そう簡単に捕まえられそうにありません。そこで私は、警察に相談する一方、探偵に調査を依頼したのです。 <h2>犯人は近所に住む男!動機は逆恨みだった</h2> あらかじめ情報収集をしたところ、怪文書は実に50件近い家に配られていることがわかりました。これなら、夜中に家の周辺で張り込んでいれば、高確率で犯人を発見できるはずです。探偵には、1週間の張り込み調査を依頼し、犯人の尾行による自宅の特定も行ってもらうことになりました。 その結果、同じ町内に住んでいる70代の男が犯人だと判明。証拠を見せて問い詰めたところ、犯行を認めました。理由は実に下らないもので、以前タバコのポイ捨てを私に注意されたことを恨んでいたそうです。そんなこと、こちらはすっかり忘れていたのに……。 話し合いの末、刑事告訴はしないことになりましたが、息子さんに連絡してこってり絞ってもらいました。世の中、何が原因で恨みを買うかはわかったものではありませんね。 <h2>誹謗中傷トラブルは、探偵の力で解決!</h2> 怪文書を配っているということは、犯人が必ずその場に現れているということです。張り込み調査をすれば、犯人を特定できる可能性は高いので、探偵に依頼してみてください。 嫌がらせによるストレスは、大変な精神的苦痛を受けてしまいます。嫌がらせ調査は、辛い嫌がらせを早期解決に向けて犯人を特定するための証拠撮りをする調査となります。お困りなことがございましたら、中央リサーチまでお気軽にご相談ください。