昭和の時代の言葉、パートナーと二人三脚は死語?
更新日:
夫婦は「二人三脚」で足を揃えて生活するという常識が変わりつつあります。
時代は昭和、平成、令和と移り変わり、夫婦関係の捉え方も多様化しています。
今回は、「夫婦とは二人三脚」の考えが変わってきた背景を見ていきましょう。
変わりつつある夫婦の二人三脚
昭和時代は、結婚すると常に2人一緒に意識することが常識でした。
結婚して夫婦になれば家族となるので、子育てや金銭面でも協力して生活していかなければなりません。
独身時代のように自分の趣味に給与をすべて使い込んだり、自分勝手な行動は慎む必要があります。
平成になってからは、夫婦関係でもプライベートを重視する夫婦が増えてきました。
個人的な趣味を楽しむために、自分のお小遣いの範囲で好きなものを購入してもパートナーも不満はないでしょう。
家庭内別居が増えている理由
結婚したら二人三脚という常識が崩れていている現代では、夫婦の形は多様化しています。
そんな中、家庭内で別々に暮らす家庭内別居をする人も増えています。
家庭内別居についての法律上の定義はありませんが、一般的には夫婦関係は破綻しており、何らかの理由で離婚や別居もせず同居を続けている夫婦のことです。
そして、家庭内別居と一口に言っても完全に口を聞かない婚姻関係が破綻しているケースバイケースもあれば、家事を分担したりするなど様々なパターンがあります。
家庭内別居が増えた理由は、夫婦関係は冷え切っていて離婚したくても子どものために我慢している、経済的な事情、夫が離婚に応じないなどが挙げられます。
仮面夫婦とは?
最近は、仮面夫婦という言葉もよく聞きますが、家庭内別居とは何が違うのでしょうか。
夫婦関係ら破綻しているけれど、何らかの理由で離婚しないと言う意味では家庭内別居と仮面夫婦は同じです。
両者の違いは、仮面夫婦の場合は、人前では仲の良い夫婦を演じているけれど、家庭内別居の夫婦は一緒に人前に出ることがないという特徴があります。
夫婦二人三脚という常識が消えつつある現代では、家庭内別居や仮面夫婦は新しい夫婦の形と言えるのかもしれません。
不安・疑問・不審を感じたら探偵・興信所の中央リサーチ島根へお気軽にご相談下さい。