中央リサーチ広島の探偵ブログ

祖父の戦友と遺族を探してほしい…少ない情報を手掛かりに行方調査を依頼
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人探し調査でも、あまりにも情報が古くて見つからないかも…と話しながら相談をお寄せいただくことがあります。今回は、70年以上も前の手紙と写真をもとに調査依頼をしたという男性のお話です。※実話をもとにしたフィクションです。 <h2>祖父の遺品の中から戦時中の写真と手紙を発見</h2> 私は数ヶ月前、祖父を老衰で亡くしました。法要や役所への手続きなどが落ち着いたところで、祖父の遺品を整理していると、日焼けした桐ダンスの中から2人の男性が写っている古い写真が見つかりました。2人のうちの一人は祖父だとすぐにわかりました。祖父は生前、学徒兵として戦地に赴いたことがあるらしく、おそらく出征前に撮影されたものと思われます。出征後すぐに日本が降伏したため、祖父はかろうじて日本に帰ってこられたと聞いたことがあります。 そして祖父は写真だけでなく、一緒に写っていた男性から預かったと思われる手紙も保管していました。古い手紙だったので文字が薄くなっている箇所が多かったのですが、家族への感謝の言葉が丁寧に書き綴られているのがわかりました。 祖父は生前、一緒に戦地に赴いた友人は戦死したと話していました。この男性がその戦友かどうかはわかりませんが、写真の裏にうっすらと書かれた男性のものと思われる名前と、手紙の差出人の名前は一致していました。どのような事情で祖父が手紙を預かったのか、なぜ祖父がずっと保管していたのかはわかりません。しかし、家族宛ての手紙なら、本来なら家族や親族が受け取らなければならないはずです。 そこで私は妻と話し合い、探偵事務所に依頼して、写真に写っている男性とその家族がどこにいるのか、探してもらうことにしました。 <h2>妹が発見される</h2> あまりにも情報が古いので、探偵に依頼したところで正直見つからないのではないか、と諦め半分で依頼したのですが、驚いたことに写真に写っている男性の遺族を探し出してもらうことができたのです。 ご遺族である男性の妹さんは県外の介護施設で暮らしていることがわかりました。早速、妹さんが居住する介護施設へ行き、写真と手紙を届けました。そして祖父がずっと届けられなかったお兄さんの写真と家族宛ての手紙を渡すと涙を流して喜んでくださいました。 祖父が生前、成し遂げられなかったことができて良かったです。手がかりがほとんどないにもかかわらず、祖父の友人の遺族を見つけてくださった探偵事務所の方に感謝しています。ありがとうございました。 人探し調査は、情報が古いと探すのに困難を極めます。探してほしい人がいるという方は、できるだけ早く探偵にご相談いただくことをおすすめします。人探し調査は中央リサーチでも数多くお引き受けしたことがございますので、まずはお気軽にご相談ください。

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